貸金業務取扱主任者試験の合格で、金融機関へ転職は有利?

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銀行の融資担当なら、貸金業務取扱主任者資格は必要?

貸金業務取扱主任者は貸金に関する資格です。

それでは銀行(都市銀行・地方銀行)や信用金庫の融資担当者ならば、貸金業務取扱主任者資格は必要なのでしょうか?

答えは「No」。いりません。なぜなら銀行法などで定められているからです。

試験娘
試験娘

そもそも貸金業務取扱主任者が国家資格として認定されたのは2010年。銀行の融資業務はそれ以前からありました。

金融機関への就職・転職には有利?

ここまで見ると、銀行や信用金庫などの場合は、貸金業務取扱主任者の資格が必要とは限りません。

それではなぜ資格取得を目指すのでしょうか?

これは「自己啓発」があります。また国家資格なので評価につながるケースもあるでしょう。

ノンバンクや消費者金融では必須

もちろん金融機関の中には、ノンバンクやサラ金(消費者金融)などの貸金業もあります。こちらは必置資格(営業所や事務所に最低でも一人は置かなければならない)なので、貸金業務取扱主任者の資格は重宝されます。


(画像はイメージです)

試験の難易度を考えると、金融業ならば取得しておきたい

そして貸金業務取扱主任者試験の合格率ですが、20%台から30%台と高くありません。しかし公認会計士や税理士など同じ会計系資格と比較すると、決して難易度は高くはありません

以上の点から、金融業に携わる方ならば、ぜひ取得しておきたい資格といえるでしょう。

転職サイトで調べてみた

実際に転職市場ではどのくらいの評価があるのでしょうか。大手転職サイトの「マイナビ転職エージェント」で調べてみました。

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やり方は、トップページの検索窓に「貸金業務取扱主任者」と入力してクリック。すると複数件ヒットしました。

マイナビ転職エージェントで調べてみた
▲大手転職サイトの「マイナビ転職エージェント」で貸金業務取扱主任者について検索してみた(画像は公式サイトから)

2018年9月だと、こんな求人(貸金業務取扱主任者)が
  • 【A社】住宅ローン金融機関(監査部) 歓迎条件
  • 【B社】不動産店舗開発 必須条件
  • 【C社】住宅ローンのサポート・提案 歓迎条件
  • 【D社】不動産ファンド業務 歓迎条件
  • 【E社】不動産・金融業務支援サービス 歓迎条件

他にも求人はありますが、貸金業務取扱主任者の資格が歓迎されることがわかります。また貸金業以外にもニーズがあるのも分かります。

このように貸金業務取扱主任者の資格は、転職や就職にも有利になると思います

ここで挙げたケースは、ほんの一部です。転職に興味のある方は、「マイナビ転職エージェント」で求人状況を検索されるといいでしょう。

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貸金業務取扱主任者に合格すると、関連資格の取得も【広がるビジネスチャンス】

さらに夢は広がります。貸金業務取扱主任者試験の出題範囲が一部重なる資格があるのです。

具体的には不動産系資格なら「宅建」、法律系資格ならば「ビジネス実務法務検定Ⓡ」や「行政書士」などです。

複数の資格を取得すれば、それだけビジネスチャンスが広がります。特に宅建は不動産ローン会社などの転職に強力なツールとなるでしょう。

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