中古住宅の潤滑な流通に役立つホームインスペクション。JSHI公認ホームインスペクターはJSHI(日本インスペクション協会)による民間資格ですが、資格取得に必要な価格をまとめてみました。
だいたいの費用が分かることで、資格を取得すべきか、あるいは止めとくか参考になると思います。
以下の価格は、2019年10月現在ものです。
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合格までに費用をまとめた
このホームインスペクター試験ですが、公式のテキストと過去問題集、JSHI監修の通信講座(LECが制作・発売)、直前講座があります。この4つについて調べました。
公式テキスト
「試験対策はこのテキストから!」と言っても過言ではない公式テキスト。通信講座も、この公式テキストに沿って進められています。
また独学受験生の方にもおすすめ。テキストを読んで過去問を解く。解けなかった箇所をテキストで確認、これがベストです。
そんな公式テキストですが、令和元年に改訂されました。新しい項目も増え、全部で約400ページほど。そんな公式テキストはアマゾンで3,630円(10%税込)、LECオンラインで3,267円(市販価格の10%割引)です。
公式・過去問題集
テキストと並び、合格を目指すなら必須の一冊。というか購入は当たり前で、何回繰り返せば合格するかって話。
さて値段ですが、アマゾンで3,300円。
LECの通信講座
テキストを執筆しているLECによる動画講座です、広い出題範囲を10時間というコンパクトな時間でまとめてあります。
そんなLECの通信講座は21,780円(Web受講の場合、10%税込、2022年1月15日現在)。
直前講座
2019年10月中旬に直前講座が開かれます。2時間30分の講義で、8,800円。試験を実施するJSHIの理事が講義を担当。本試験直前ということで、的中はあるのでしょうか。
受験料
2019年10月から消費税が10%にアップしたわけですが、増税前も増税後も14,000円です。なお、出願期限が延長されて、2019年10月11日(金)15時受付・入金分までとなりました。受験者数がさらに増えるんでしょうか。
参考記事「住宅診断士(ホームインスペクター)試験の申し込みをネットでやってみた」
補足ですが、受験料を銀行振り込みの場合だと手数料も別途必要です。
以上、合格までの費用をまとめると
ここまで書籍(テキスト、過去問題集)、通信講座、直前講座をまとめると、ズバリ、37,500円なり。合格者の声をみると、このほかに参考図書を購入している方がいらっしゃいますが、残り時間が少ないならば、あれこれ手を出すのは不合格まっしぐらです。
目の前の教材を繰り返す、これが合格への鉄則です。
合格後は?登録費用とか
試験に合格するだけでは、JSHI公認ホームインスペクターになることはできません。「協会の目的に賛同」「欠格事項に該当」しないなど条件がありますが、費用の納入が必要です。
その費用ですが、「実務登録者」と「実務未登録者」で異なります。
入会金 13,000円(初回のみ)
年会費 【実務登録者】22,000円 【実務未登録者】12,000円
更新講習 3,300円(二年おきに受講)
このように費用は掛かりますが、登録実務者ならば「専用賠償責任保険 団体加入」など、メリットがあります。
【まとめ】高いか安いか?実務やキャリアアップで回収する意気込みを
ここまで資格取得にかかる費用をまとめました。高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれ。大切なことは、実務やキャリアアップを通して「費用は回収する、いやそれ以上に稼ぐ!」という意気込みが大切です。
これはホームインスペクター試験に限りません。ぜひ頑張ってください。