人気急上昇中と言っても過言ではない賃貸不動産経営管理士。試験の合格には通信講座がおすすめですが、独学で合格を目指す方もいらっしゃるでしょう。
そこでおすすめのテキストをまとめます。
なお、2020年度本試験から出題数が10問増え、難化も予想されます。テキストも最新版を購入するようにしましょう
\あの講座が期間限定で大幅割引/
→LECタイムセールはこちら
おすすめテキストまとめ
【LEC】合格のトリセツ テキスト&一問一答、おすすめ度は⭐⭐⭐
試験対策講座を開講するLEC賃貸不動産経営管理士講座による基本テキストです。
以前は「出る順」テキストでしたが、「合格のトリセツ」というタイトルに進化しました。一番の変化は、ライトな感じで読めるのが特長。
初学者でも無理なく進めるよう、図解を豊富に、イラストも多く使っています。
- Aランク・Bランク・Cランクと重要度を表示(「出る順シリーズ」から引き続き採用)
- 一問一答も掲載
- 【購入特典】無料講義動画付き
実際に本書を手に持っていただける変わりますが、読むだけのテキストではなく、アウトプット(一問一答を通しての知識の定着)も行える、実戦的なテキストに仕上がっています。
【本書の特長】
過去6年間の出題実績をトコトン分析。さらに新傾向分析を加えて、出題可能性が高く、多くの受験者が正解してくる論点を選び抜いて執筆しています。
また、初学者・独学者がわかりやすいよう様々な工夫をしております。引用「賃貸不動産経営管理士 合格のトリセツ テキスト&一問一答★翌日発送対象商品」
公式テキスト、おすすめ度は⭐から⭐⭐⭐
賃貸不動産経営管理士試験を実施する賃貸不動産経営管理士協議会による公式テキストです。
試験実施団体が公式テキストを発行している、その書籍を使うのが鉄則です。公式テキストがある以上、そのテキストにない項目から出題される可能性は少ないからです。
勉強すべき範囲がはっきりします
もっとも、テキストのページ数が半端ない。2022年1月現在の最新版(第4版)では、約1000ページあります。一日10ページ読んでも、100日かかる計算です(実際には繰り返し読まないとマスターできません)。
したがって使い方次第では「薬にもなるし、毒にもなる」、そんな感じです。勉強の苦手な独学受験生の方は十分に注意して使用してください。
ページ数が多いものの使用したい公式テキストなので、理想的な方法としては、「公式テキストを使用する通信講座を受講する」、これがおすすめです。
講師の方の指示に従い、重要部分だけを読み込めば学習効果も期待できると思います。
TAC出版⭐⭐
こちらも賃貸不動産経営管理士講座を開講するTACによるテキストです(発売元はTAC出版)。
TAC出版では「独学」「初学者」受験生を対象に、分かりやすく書かれた「みんなが欲しかった!シリーズ」を刊行。すでにファイナンシャルプランナー、宅建、行政書士試験向けに発売されいます。
フルカラーで印刷され、独学・初学者受験生の方でもサクサク読み進められます。また「重要度表示」「過去の出題」も記載されているので、メリハリのある学習ができると思います。
ただしページ数は336ページ(2021年度版)と、公式テキストの1000ページと比較してかなり少ない印象です。
もちろんページ数が少ないと、何度も繰り返し読めるメリットがあります
したがってテキストをマスターしたら、過去問題集や予想問題集などで知識の拡充をされることをおすすめします。
日建学院⭐⭐
試験対策講座を開講する日建学院によるテキストです。
学習範囲が広い賃貸不動産経営管理士試験ですが、すっきりした文章でコンパクトにまとめています。
また「テーマごとの出題ランクを表示」しているので、スクールを利用できない独学の方にもおすすめです。重要度の高いテーマは特に力を入れましょう。
さらに「テキスト」「過去問題集」「合格ドリル(一問一答)」と3つの書籍が用意されているので、「テキストを読んだら過去問題集、スキマ時間は合格ドリル」など、効果的な学習が期待できます。
平柳将人先生の「最速合格! 賃貸不動産経営管理士試験 テキスト&重要過去問」⭐⭐⭐
著者はLEC東京リーガルマインドを経て、TAC独学道場など大手スクールを中心に講師経験がある平柳将人先生。
宅建、マンション管理士、管理業務主任者、不動産鑑定士(民法)、住宅診断士など不動産資格のベテラン講師の方です。
そんな平柳将人先生が公式テキストから重要個所を厳選して解説しています。「1,000ページの公式テキストはちょっと自信がない」、そんな受験生の方におすすめです。
ユーキャン⭐⭐
通信講座でおなじみのユーキャンによる試験対策テキストです。通信講座と同様に、初学者向けにやさしく書かれているのが特長です。
そしてテキストのコンセプトがユニーク。「35日で合格を目指す」というもの。1日1単元、35日で知識の完成を目指す速習タイプのテキストです。
以前は「33日で完成」でした。出題数の増加に伴い、2日分パワーアップしています
知識を整理する図表もしっかりしており、また重要ポイントが分かりやすい2色刷り。さらに模擬試験(詳しい解説付き)まである親切設計です。
また公式テキストが1000ページ以上あるのに対し、ユーキャンは504ページ(2021年度版の場合)と約半分。要点を中心に学習したい方におすすめです。
コンデックス⭐⭐
資格試験の書籍を数多く制作している「コンデックス情報研究所」によるテキストです。
「図表を使った分かりやすい解説」「知識の定着が確認できる一問一答」など標準的なテキストと言えます。ちなみにページ数は約320ページ(2021年度版)です。
またテキストに対応した過去問題集も発売されているので、テキストと過去問題集を往復しながら繰り返すのが理想的です。
賃貸不動産経営管理士 合格教本⭐⭐
LEC東京リーガルマインドや東京アカデミー、日建学院などで講師経験がある田村誠先生によるテキストです。
「コンパクト」と「分かりやすさ」をモットーにしたテキスト。過去問題も収録しているので、理解をしたらすぐに問題を解かれるといいでしょう。
なお、過去問題集も発売のほか、筆者のホームページでも過去数年分の過去問および解答解説を掲載しています。
これ1冊で最短合格 賃貸不動産経営管理士試験対策テキスト&問題集⭐⭐
資格試験の書籍を数多く執筆されている三木邦裕先生による書籍です。テキストと問題集をひとつにまとました。
経験豊富な三木邦裕先生だからできる無駄のない説明と解説。収録ページ数も258ページ(2019年度版)と極力少ない印象です。最短で合格を目指したい受験生の方は検討されてみてはいかがでしょうか。
【まとめ】テキストで理解したらすぐに過去問題集へ
ここまでおすすめの賃貸不動産経営管理士試験のテキストについてまとめてきました。
賃貸不動産経営管理士試験の受験者数は今後も増加が見込まれ、各社とも力を入れて分かりやすいテキストを作成しています。
もっとも大切なことは、その後の問題演習(特に過去問)です。実際の試験会場で正解できて初めて合格なのです。ぜひ過去問題集で実力アップを目指してください。