11月に実施された貸金業務取扱主任者試験。ツイッターなどでは受験生の感想もありますが、信ぴょう性に欠けるもの。
そこで大手スクールで実施される解答速報をご紹介します。
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大手スクールによる解答速報
TAC貸金業務取扱主任者講座
貸金業務取扱主任者講座を開講するTACでは、PDF形式で全50問の解答速報を公開します。
今年の解答速報も例年と同様に、本試験2日後の火曜日17時に公開します。
なお、難易度や出題傾向が分かる試験講評が公開されます(合格ラインの発表も)。分析動画の公開はありません。(関連)TACの口コミと評判
TACの予想合格ラインは30±1 (2024年11月19日現在)、試験講評も
令和6年度本試験を振り返って
貸金業務取扱主任者講座
黒田眞介受講生の皆様、本試験の受験お疲れ様でした。
さて、本年の第19回本試験を回顧いたしますと、「冬が来るのが早い」といった印象です。貸金の試験は周期的に冬(傾向の異なる出題⇒低い基準点)が来ます。第17回(基準点28点)、第14回試験(基準点29点)といった具合です。しかし、従来、冬は一時的で、出題の内容は伝統的なものに戻ってきました。昨年の試験問題が前年第17回の試験と異なるのを見て、今年は伝統的な試験であろう、過去問学習で十分と予想していたのですが、予想に反する出題も散見されました。(中略)
5.合格基準点
前年の第18回試験から合格基準点の下落は間違いないと思います。予想は難しいですが、30±1と予想させていただきます。
【引用】TAC解答速報(PDFファイル)
アガルート
令和5年度合格率88.89%(全国平均の2.87倍)という高い合格実績[1]のアガルート。解答速報の実施の有無は不明です(2024年11月15日現在)。アガルートはこちら→
スタディング貸金業務取扱主任者講座
2024年11月15日現在、スタディングで解答速報を実施するかは不明です。スタディング貸金業務取扱主任者講座はこちら
TAC貸金業務取扱主任者独学道場
2024年11月15日現在、TAC貸金業務取扱主任者独学道場で解答速報を実施するか不明です。TAC貸金業務取扱主任者独学道場はこちら
エル・エー貸金業務取扱主任者講座
2024年11月15日現在、エル・エーで解答速報を実施するかは不明です。
試験実施団体による模範解答
貸金業務取扱主任者試験を実施する日本貸金業協会では、公式ホームページで「模範解答(正解)」を公開しています。
PDF形式でダウンロードも可能です
この模範解答は、「試験結果」として受験者データ・合格基準点(合格ライン)・試験問題・問題別の平均正解率などと共に公開されます。
アガルート貸金業務取扱主任者講座
解答速報掲示板
解答速報掲示板です。受験された感想など、何でもどうぞ
受験生の方の感想
四択 が多くて 楽でした
(2023年11月27日2:09 AM)
2021年度試験に35点で合格しました。
スタディングの講座を購入し、受けました。
サイトでダウンロードし過去問を何度か解こうと思いましたが、スタディングの講座内の過去問だけで限界でした。
私は宅建だけは所有しています。民法は少し知っていますが、専門知識はありません。
他の資格で民法を学んだ方であれば、専門分野の学習に重点をおけば大丈夫です。ただ民法改正だけは気をつけてください。
(2022年2月5日11:45 PM)
初受験でしたが、有料の研修講座を受講し、対策本を購入して勉強し、過去問題集も買って何度も繰り返し解きまくり、完璧に勉強して臨みました。自信がありました。
ところが、今回の試験問題は、過去の問題傾向を全く無視した予想もしなかった範囲からの出題でした。せっかくの投資も時間も努力も報われなかったし、過去の試験で合格した人達と比較して不公平です。非常に不満です。
合格点はかなり低くなるだろうと予想します。
(2021年11月22日11:29 AM)
出題傾向が変わってて、難しくなってると思いました。
(2021年11月22日9:57 AM)
ネット上の掲示板
ネット上の解答速報の掲示板です。こちらは受験生の方が中心の書き込みなので、信頼度は欠けます。合格ライン予想など参考程度にされるといいでしょう。
5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)
貸金業務取扱主任者 part60
解答速報掲示板
【みんなの解答速報】貸金業務取扱主任者試験
合格ライン(合格基準点)と合格率
ここで貸金業務取扱主任者試験の「合格ライン(合格基準点)」と「合格率」を確認しておきましょう。
合格率は30%前後です
令和5年度
合格ライン 50問中31問正解
合格率 31.0%
令和4年度
合格ライン 50問中28問正解
合格率 26.6%
令和3年度
合格ライン 50問中31問正解
合格率 32.2%
令和2年度
合格ライン 50問中33問正解
合格率 33.9%
令和元年度
合格ライン 50問中29問正解
合格率 30.0%
平成30年度
合格ライン 50問中32問正解
合格率 31.5%
平成29年度
合格ライン 50問中34問正解
合格率 32.5%
平成28年度
合格ライン 50問中30問正解
合格率 30.5%
平成27年度
合格ライン 50問中31問正解
合格率 31.2%
そのほかの年度の合格ラインと合格率は、こちらの記事でご確認ください。
おすすめのスクールまとめ
残念ながら合格ラインに届きそうもない受験生の方は、スクールを利用されるのがおすすめです。
独学で合格をされた方もいらっしゃいますが、サービス回の第1回試験(合格率70%)と異なり、最近の試験の合格率は20%台から30%台と難しくなっています。
試験対策スクールでは、本試験に出そうなところを中心に学習します。独学と比較して無駄がありません
通信講座
通信講座のメリットは「いつでも」「どこでも」学習できる点です。ネット環境さえあればどこでも学習できるWeb通信(オンライン)や、ネット環境が不要なDVD通信講座があります。
通学講座
「自分は甘えてしまうタイプ」、そんな受験生の方には通学講座がおすすめです。
スケジュールを合わせる必要はありますが、緊張感のあるライブ講義で、重要事項のインプットを目指しましょう。
合格したら宅建に挑戦!
貸金業務取扱主任者試験に合格された方には、宅建試験の挑戦がおすすめです。業法の構造が似ていることもあり、大きなアドバンテージがあります。
また民法など学習した一部の科目が、活用できる試験もあります。
まとめ
ここまで11月に実施された貸金業務取扱主任者試験の解答速報についてまとめてきました。
残念ながら次回の合格を目指す受験生の方もいらっしゃると思いますが、早めの再スタートがおすすめです。
一般的な受験生の方は春や夏ごろから学習を開始すると思いますが、「先手必勝」で早めの再スタートをすることにより、精神的にも楽になります。
知識が残っている点も理由のひとつです。完全に忘れる前に、再確認することで「知識の保持」につながります
(「合格目指して勉強」、画像はイメージです)
参考
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合格率は合格発表後のノベルティ付きアンケートの回答に基づく。有料受講生の合格率であり、資料請求のみ、無料講座受講生等の方は含まず。